27歳 人生限界女 精神疾患だし将来の見通しもないけど本気で恋活してみた! ~限界女、初めての恋活パーティーに行く!~
- 2025年6月23日
- 読了時間: 5分
ネットじゃ全然お話にならねえ! リアルで勝負じゃ!
マッチングアプリにもすっかり疲れて、起動すらしなくなった私。
来る日も来る日もはじめましてから始まる会話に飽き飽きとしていた。
実際、マッチングアプリでいくら会話が盛り上がろうとも、写真詐欺と思われないかだとか、写真詐欺なのではないか? 実際に話してみた感じに違和感があるのではないかと、懸念点はマシマシアブラ多め味濃いめ。
そんなところに時間を溶かすよりも、もっと最短ルートでいきたい。
そこで私は考えたのだ。
そうだ、恋活パーティー行こう。
思い立ったが吉日、日吉若。
アグレッシブベースライナーな私なので、さっそく今日参加できる街コンを探した。
すると意外と出てくる! 花金だったからか。
そこで女性1000円で参加できる恋活パーティーを見つけた。
なんでもクラフトビール飲み放題らしい。
しかもクーポンを使えば500円!
これなら収穫が無くてもクラフトビール代で全然もとがとれるし、はじめての恋活パーティーの様子見にいい。
そして私は、1着しかもってない春用おしゃれ着を掘り出して匂いを嗅いだ。
ちょっとタンス臭い。
でも予約してしまったのだ!!
あわててリセッシュをアナと雪の女王ばりにかけまくって着て、現地へと向かったのだ。
行き当たりばったりソサエティがすぎる。
ついたぞ、恋活パーティー!
恋活パーティー会場につくと、簡単な受付をした。
事前予約、事前決済。QRコードをぴっとするだけで中へ入れる。
あらかじめ身分証登録もしてあるため、ものの20秒で中へ入れた。
そこは綺麗なラウンジのような場所で、とてもじゃないがデニムとTシャツで居ていいような場所ではなかった。よかった! 子花柄のワンピースを着てきていて!
時間内に来た人から席に座って、ある程度人が来たらローテーション。そして終了時間になったら解散という流れらしく、私は受付の人に言われるがまま座った。
するとなんという事でしょう、ふらっと座ってくる男性が居るじゃありませんか!
私「はじめまして」
男「はじめまして! いやあ、俺初めてでわからないんですが、お隣いいですか?」
私「あ、大丈夫だと思います、すみません私も初めてで……」
なかなか会話の滑り出しとしてはいい感じなのではないだろうか。
だがそこから20分ぐらい話して、若干
「あ、ちょっと無理しないと会話できない人かも……!」
と気が付いた。
それもそう、相手の仕事はマジで知らん職種、相手の趣味は野球。ルールさえバットをふって玉にあてるぐらいしか知らない私は、共通の話題がないのだ。
ごめん! 無知でごめん!!!!ムチムチの無知でごめんよ!!!!
それでも一つ気が付いたことはあった。
口説かれているぞ、わたし。
若干のローテーションらしきものが始まって、同じ席に新たな男性が来たりもして。
そんな中でずっと話していた人がやたらと
「笑顔がかわいい子がすきで、はじめから目をつけていた」
「27歳が好きです」
などと会話の節々に混ぜ込んでくるのだ。
さすがにわかる。ロックオン状態だと!!!
彼の追尾システムトークは、ローテーションが完全に始まるまで続いた。
とりあえず連絡先を交換した。
肩幅も広い。年も30歳と丁度いい。だが話していてしっくりこない。
でもここは恋を探す場所だ。
もうちょっと知ってから決断をしてもいいのではないか、などと思いながら席を別れた。
実際、こっちから好き好きとなって破綻する恋愛ばかりだった中で、求められる恋愛をした方がいいのではないかと思っていた時期だ。
チャンスにできそうなものはすべてしていきたい。
そしてまた次の人とローテーションが始まった。
ぐるぐるまわるよ、回転ずしか!?
15分ほどのローテーションがまわりまくってしばらく。
もうすでに酔ってテンションが高くなったころ、私はいつも通りボケ倒していた。
そんな中、どっかの企業の社長だと他の男性から聞いた男の人に
「いいねえ!! いいよ!!! 連絡先交換しようよ!!」
と妙に好かれていた。
正直この辺はあんまり覚えてない。酔っていたから。
ただ、本の話と飯の話を嬉々として語っていたことは覚えている。
饒舌に読んだ本の話、行動経済学の話、おいしい自宅レシピの話。いろいろと話をしたが何が引っ掛かったのかはわからない。
世の中には危篤な人もおるんやね。
そして終了――
えんもたけなわ、SMで使うのは竹と縄。
いろいろしゃべって恋活パーティーは終わり、気が付いたら男女含めlineが10人ほど増えていた。
そしてどうやら二次会的なものが自然発生したため、とりあえず行ってみたら、はじめに口説いてきた男性が別の女性といちゃついて居た。
なるほど、このぐらいの切り替えが必要な世界なのね!
みんなお金を払ってきている。いけるかわからない女より確実にいけそうな女だ。
だが、それでも私は手ごたえを感じていた。
マッチングアプリよりこっちを主戦場にした方が、私の魅力は伝わる。
帰り道、出会った人にデートの申し込みの連絡を受けながら、私はクラフトビールでいっぱいになったお腹を抱えて帰ったのだった。
次回!27歳 人生限界女 精神疾患だし将来の見通しもないけど本気で恋活してみた! ~急展開、抑うつで終わってたらお付き合いが始まった
!~
デュエルスタンバイ!


